導入効果と事例
導入効果
生産性向上が必要な理由
現在、さまざまな業種において人手不足が課題となっています。背景には人口減少、縮小する経済の中での競争激化などの複合的な要因があります。そうした中で限られた人員で同じ業務量の遂行、さらに業容拡大を達成するには、従前のような労働の長時間化等では限界感があります。ここに業務のデジタル化の必要性が生まれています。
何から
始めるのか
社内業務の何をデジタル化すればよいのかは企業によってさまざま。ITツールの導入はそれなりの投資を伴います。闇雲にシステムや機器を揃えれば良いのではなく、本当に自社に必要なものは何かを考える必要があります。自社業務のどこにムダがあり、それは改善が必要なことなのか、それがデジタル化で達成できるのか(逆にデジタル以外の手段で達成できるのか)の検討が必要です。例えば、今まで作成していたチラシで効果があるのか、若い人にお客さんになってもらうために違う媒体を使うのか、その媒体は何が良いのか等を追求し、その結果でデジタル化(インターネットを使う等)に行き着くこともあるかもしれません。
手段と目的
デジタル化はあなたの会社が何を成し遂げたいか、その実現のための手段であって、目的ではありません。デジタルのシステムや機器類を導入によって課題が解決したのか、さらに自社の目詰まりを再点検し、必要な手段を講じることでさらに事業の幅が広がっていくことでしょう。商工会議所には経験豊富な会員企業が多くおります。各社の事業や事例をご覧いただき、気軽に相談してください。
導入事例
㈱エヌ・エス・シー
モバイルPOSレジ導入
モバイルPOSレジは、POSレジをスマホやタブレットで使える仕組みです。単なるレジ代わりではなく、POSシステムのため、いつどの店舗でどのような商品が売れたのかについて一元的に管理ができます。さらに、売上情報だけではなく、在庫管理、従業員の勤怠管理まで対応することができます。端末にアプリをダウンロードして使うため、高額な専用端末やサーバーは必要なく、操作性もよく簡単に使えるメリットがあります。お店にあったシステムの種類や内容の選定、導入、キャッシュレス環境の整備まで一貫して支援します。当社はこれまでに80社以上の導入をサポートして参りました。導入された店舗からは「低コストで導入でき、在庫管理や売上分析まで対応しており業務効率化につながっています。」との声をいただいております。